スナックママの本音!忘れられない名物客エピソード

スナックには、毎晩さまざまなお客さんが訪れる。気前のいい常連、恋愛相談を持ち込む人、酔って泣き出す人…。今回は、錦糸町で長年スナックを営むママたちに、「忘れられない名物客」について話を聞いた。個性豊かすぎるエピソードの数々をご紹介!

錦糸町スナックのカクテル

ケース1:「毎回プロポーズしてくる紳士」

【Mママ(50代・スナック経営20年)】
「もう10年以上通ってくれてる常連さんなんだけど、毎回来るたびに私にプロポーズしてくるのよ。最初は冗談かなと思ってたんだけど、”ママ、そろそろ一緒になろうよ”って真剣な顔で言うの(笑)。断っても断っても懲りずに言ってくるのが、なんだか可愛くてね。しかも毎回違う指輪を持ってくるのよ!もちろん全部おもちゃの指輪だけど(笑)。」

Mママが出会った名物客!
10年以上毎回プロポーズ
毎回違う指輪を用意
でも結婚願望は特になし!?

ケース2:「1曲入魂!カラオケに人生をかける男」

【Yママ(40代・スナック経営15年)】
「毎回必ず同じ曲を歌うお客さんがいるの。”これを歌わなきゃ帰れない!”ってね。曲は安全地帯の『ワインレッドの心』。最初は普通に歌ってたんだけど、年々パフォーマンスがエスカレートして、最近はもうライブ状態(笑)。毎回、店の全員が聞かされるんだけど、意外と盛り上がるのよね。で、歌い終わると”ありがとう!おやすみ!”って帰るの。もはや名物よ。」

Yママが出会った名物客!
必ず同じ曲を熱唱
年々パフォーマンスが激しくなる
歌い終わったら即帰宅

ケース3:「財布を持たずに来る”神様”」

【Kママ(60代・スナック経営30年)】
「”オレは神様だ!”って言いながら財布を持たずに来るお客さんがいたのよ。最初は”冗談かな?”って思ったんだけど、毎回ほんとに財布を持ってこない(笑)。で、”神様はお金なんか持たない!”って言い張るの。でもね、常連さんたちが面白がって”神様にごちそうしよう!”って奢ってくれるから、なんだかんだで成立してたのよね。お店に来ると”おお、神様!”ってみんなに歓迎されてたわ。」

Kママが出会った名物客!
毎回「神様」と名乗る
財布を持ってこない
他の常連に奢られまくる

ママたちの本音:「こういうお客さん、大好きよ!」

錦糸町スナックのママたち
どのママも口を揃えて「困ることもあるけど、やっぱり個性があって楽しい」と笑う。スナックは、ただお酒を飲むだけの場所ではなく、人間味あふれるドラマが生まれる場所なのかもしれない。

これから錦糸町のスナックに行く人は、もしかしたら新たな”名物客”になるかも!?